新古今しまりす集 |
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土曜日、久々に映画を観に行ったのでその感想を少々・・。
ティム・バートン監督でジョニー・デップが出てる! ってだけでちょっとおもしろそうに思えた『チャーリーとチョコレート工場』です。 (ダンナ曰く「よく『鬼才、ティム・バートンの~』って聞くけど、『鬼才』って褒め言葉じゃないよな・・。」だそうだが) そういやあらすじとか載ってないんだな、このHP。 簡単に言うと、従業員が誰一人としていない(でも工場は動いている)というなんとも不思議な ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)のチョコレート工場へ、 ゴールデンチケットの入ったチョコを見つけた子供たちを5人だけ招待する・・。 という広告が出されたことから始まる。 世界中でたった5人、ということでチョコの争奪戦(?)が繰り広げられる。 さらに、招待された子供たちの中でたった一人だけに特別賞がもらえるという。 さて、工場の中はどうなってるんでしょう?特別賞とは? みたいな感じです。 結論から言えばけっこうおもしろかったなぁ~♪ ティム・バートンってやっぱりファンタジー(異色?)ものが上手いのかも。 ジョニー・デップもいい味出してるし。 ものすごいいいヤツの役なのかと思いきや、さすがティム・バートン。 ひとクセもふたクセもある役をジョニー・デップに与えていました。 主人公のチャーリーはえらい貧しいけど、両親を気遣い、家にいる祖父母(4人も!) にも優しく接する本当に「今時いるのか?」ってくらいの心優しい子。 しかし選ばれた他の4人の子供はひどい子ばかりで(笑) 食べることしか頭にないデブデブ坊ちゃん。 究極に甘やかされて育った金持ちのお嬢ちゃん。 ゲームとテレビに感化されているある意味イマドキな少年。 常に他人に「勝つ」ことしか考えないスポーツ少女。 いや~、子供たちの演技が上手いんですよ!これがまた。 よくもまぁこれだけ可愛げのない役をこなせるなぁ、と感心してみたり。 工場内のディズニーランドのような素敵な仕掛けや映像に「ほぉ~」っとするのもいいのですが、「親子関係」というものも注目の一つでした。 いろんな意味でのバカ親と、それに育てられて出来上がってしまったバカな子供。 皮肉たっぷりに描かれています。 要所要所で入る、歌と踊りのミュージカルみたいな場面がまた楽しい。 ウンパルンパという小人が出てくるのですが、彼らが皆同じ顔で歌ったり踊ったりするのが笑えます。 歌とかけっこう好きだなぁ。 半分本気でサウンドトラック欲しくなりました。 ウィリー・ウォンカにも子供の頃の父との確執(?)がずっと根強く残っていてそこがヒネクレた原因の一つなわけですが、結局本当は父親と心を通わせたかったんですね。 何よりも家族のきずなの大切さ、その温かさ、というものが表現されています。 ちょっと童心に返って観てみるといいかもしれませんよ☆(^^)
by simarisu83
| 2005-09-27 16:38
| 映画・本等の感想文
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