新古今しまりす集


たゆれば たゆる たゆるときィ♪ たゆった つっもりで しずんでるゥ ♪(by:『ぼのぼの』)
by simarisu83

2005年 09月 05日 ( 1 )

徒然お仕事記~現実との戦い~

今日はちょっと旅日記はお休みしまして。

先日、仕事再開の際「誉められた~♪」という記事を書いたのですが、
そのSさんが最近おかしい・・ということをSさんの奥さんから言われ、
他院でMRIの検査をしたところ一過性の痴呆ではないか、
というふうに院長は判断した模様。

今日来院したSさんの奥さん(ハキハキした元気な方)がうちの院長の奥さんと話をしてて、
明け方、いないと思ったら車に乗ってたりとか(でも動かし方が分からないらしい)、
ごはんを食べようとしないとか、自分が今何をしたらいいのか分からないらしいとか・・。
何でご飯を食べないといけないのか。
何で自分のことができないのか。
理屈が全然分からない。

Sさん本人も分からなくなっている自分がじれったくて
「どうしてなんだ!」
と奥さんに問い詰めるんだそうです。
かと思うと不安げに奥さんに「次は何をしたらいいの?」と尋ねてきたり。
Sさんは娘さんが二人いるそうだが、二人とも外国の方と結婚してそれぞれ
海外で暮らしているらしい。
なので、必然的に二人暮しで負担は全部奥さんにくる。

これまではすべて自分でできていたのに、それが突然できなくなる。
戸惑い、不安、恐怖・・そしてそんな夫を間近で見る痛み。

「あたし言ったんですよ。
『あたしにすべて任せてください。いいようにして差し上げますから。
何も気にしないで、でもごはんだけはちゃんと食べて下さいね。』
って。」


苦笑しながら話す奥さんが、でもどれだけ夫の変貌に動揺しているかは容易に想像できた。
一見するといつもの通り元気に受付に声をかけてくれるSさんが
本当に痴呆が入っているのか分からなくなる。
ただ、目の焦点が若干揺らいでいることだけは分かった。
話しているのに突然ボーッとしていることもある。
それを奥さんは毎日見ているんだろう。

「あたしは一緒に暮らしてるから分かるんです。
これは一過性の痴呆じゃないだろうって。
でもね、あたしもう覚悟してるんですよ。
これからが始まりなんだ・・って。」


気丈に言ってのけた奥さん。
これからは一人で通院させず、タクシーで一緒についてくることにした、と言っていた。
自分の夫がもし同じような状態になったら・・。
私はこんなに気丈に振舞えるんだろうか。
これまでがしっかりした人だったぶん、余計に辛くならないんだろうか。
そんなことを考えてしまった。

もしかしたらSさんの痴呆はどんどん進んでいくのかもしれない。
いずれ奥さんの顔も、私たちのことも忘れてしまうのかもしれない。
そう思うとこちらも辛かった。
誉められた時の言葉がまだハッキリ私の胸に残っている。
この先どうなろうと、きっとその言葉だけは忘れないと思う。

今はただ少しでもいい方向に回復していくように、
そして奥さんの負担が軽くなるように、祈るばかり。
[PR]
by simarisu83 | 2005-09-05 16:09 | れっつお仕事!


カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
ぴゅっぴゅっぴゅっ
from ヒットエンドぴゅっ!
Wv3eErODいいです..
from Wv3eErOD大乱交スマッ..
PmSLgV17いやマヂ..
from PmSLgV17くれくれ厨
XSvq885qディープ..
from XSvq885qハメ次郎
VD0Nxon1俺の女神様w
from VD0Nxon1不死鳥
yZS5HYan助かりま..
from yZS5HYan猫背
'`,、('∀`) '`,、
from ネトゲ厨
助かった。。
from 借¥地獄から脱出
ワロたけど気持ちいかったw
from イカリングぷれい
テラびしょびしょw
from お・な・に・ぃ
リンク
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧