新古今しまりす集 |
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昨日は全然エキサイト使えなかったですね。
さて、ちょいと前ですが『フォーガットン』を観てきました。 最初は心理サスペンスっぽいやつかと思ったのですが、 まぁCMを覚えている方であれば薄々感じていたようにやっぱり宇宙人モノでした(笑) そうじゃないかとは思ってたんですけどねぇ・・。 始めの方はけっこうテンポよく進んでておもしろかったです。 宇宙人の「ウ」の字も出てこないし。 息子を飛行機事故で失い、その愛しい記憶を忘れられないテリー(ジュリアン・ムーア)。 何度もアルバムを見返し、遊び道具を取り出し、過去のビデオを回す。 ところが、ある日突然息子がいたという痕跡を残すものがすべて消え去ってしまう・・。 すべての写真から息子の姿だけが消え、 息子を撮ったビデオはただノイズを流し続けるだけ。 そして周りの人々(夫や近所の人間)は口をそろえて 「子供など初めからいなかった。」 と言い出す。 自分だけはこんなにもハッキリと息子を覚えているのに・・。 そんな感じでその謎を解いていくのが核のストーリーなわけですが。 息子の存在を示していたものが次々と消え去り、その記憶さえ 「きみが作り上げた妄想なんだ。」 と言われる始末。 この時、テリーを診てくれている精神科医が言ったことがおもしろい。 「『息子』が欲しかったきみは、妄想の中でその存在を作り上げてしまい、 その記憶が『真実』だと思っているが、そうじゃない。 きみは自分が『見たい』と思ったものを勝手にモノに投影してしまっていたんだ。 現に、写真やビデオに『息子』は写らなくなってきたんだろう? それはきみが治り始めている証拠なんだよ。」 ほえ~~~~なるほど!! そういう発想ってすごいなぁ~と思って。 意味分かりますよね? 写真やビデオに息子が写っていたのはテリーが 「そうあったらいいな。」 と思ったものを見ていただけに過ぎず・・。 実際は子供なんて写っていなかったのだ、と。 精神的な病にはありえそうなシチュエーションですよね。 救いようがないけど、もしもこれがオチだったらそれなりに納得できる気がする。 はっきり言って『宇宙人モノ』だとなんでもアリ!じゃないですか。 どんなに突飛な話でもオッケーになってしまう。 なんかそれだったらこういう心理的オチでも良かったかなぁ・・と。 まぁ全体的に言えばぼちぼち・・かな。 「うおっ!!」 って思う部分も何度かありました。 ダンナがめちゃめちゃビビッてました(笑) やっぱりちょーっと消化不良な部分もあるけどね。 納得いかない部分も 「まぁ、『宇宙人モノ』ですから・・。」 と言われてしまえばそれまで。 こういうのは良し悪しなのかもしれませんが。 興味があったら見てみて下さい(^-^)
by simarisu83
| 2005-06-17 15:33
| 映画・本等の感想文
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